認定こども園行学幼稚園

園長ごあいさつ

学校法人行学学園理事長、行学幼稚園園長の中田俊澄です。佛教大学を卒業してすぐに真龍寺の住職となり、それと同時に行学幼稚園に携わって30年以上になります。子ども達は幼い瞳を輝かせ、最高のいい笑顔で登園しています。その子ども達に責任を持って答えるべく、職員一同、力を合わせて一日も早く喜んで「明日も行くよ!」「幼稚園大好き!」と言われるよう努力し、幼児一人一人の成長を育みたいと思っております。地域の方々、保護者の方々の暖かい見守りやご理解、ご協力を心から願わずにはおれません。どうかよろしくお願い申し上げます。

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~建学の精神(教育理念)~

「仏様の教えをおもんじ、日々生かされていることに感謝し、みんなと仲良くともに励みながら、かしこく、たくましくキラキラと輝く仏の子を育てる」ことを目指しています。

教育方針

集団のあそびとじぶん主体のあそび。両方のバランスよい環境と活動を通して、子どもの「秘められた力」を育みます。

お友達と一緒に取り組むあそびや、子どもたち一人ひとりが自分の意志を尊重され、自分で意思決定をし、行動していくやってみたいあそび両方とも大切な活動です。 毎日の運動ローテーションや日課活動では、みんなとともに響き合い、また、お絵描き活動やことばあそびなどではじっくり主体性の芽を育てます。 大事なことは、何ができているかより、何が育っているか。両方をバランスよく組み合わせ、社会性や協調性、あるいは自立心や思考力など、人間性の「秘められた力」を育みます。

目指す子どもの姿

  1. 愛情たっぷりの環境の中で、自ら思いっきりからだを動かし、ルールを守って様々な遊びを楽しめる子ども。
  2. 集団生活におけるルールや規範を保ち、挨拶や作法、コミュニケーションなど、人間関係づくりの基礎を身につけた子ども。
  3. 身の回りの様々なものに関心を持ち、集中して取り組むと同時に、柔軟に思考を切り替えられる子ども。
  4. 音楽・文章・絵画制作などの表現活動に必要な基礎的な力を身に付け、自分の思いを表現し、探究することができる子ども。
  5. ほとけさまに対し畏敬の念を抱き、自分や他者、自然のいのち慈しむことのできる生命感覚をそなえた子ども。

目指す先生の姿

共鳴、共感、共体験。教える人ではなく、子どもによりそい、ともに生きる人。

強引に押し付けてやらせて子どもは育ちません。「秘められた力」を育むために、子どもに最高の敬意をもって、最善の環境を整え、いつも子どもとともに共鳴、共感、共体験を心がけます。

  1. 「共鳴」愛情や信頼関係があるとお互いの喜びや悲しみ等の感情を分かち合う共振現象
  2. 「共感」お友達が楽しそうにしていると自分も楽しくなる。集団で真似ながら体験していく同調現象
  3. 「共体験」集団での活動を一人一人ががんばって、みんなでやり遂げる喜びであり、共通の価値を共有して起きる現象

教育の特徴

幼稚園での活動は、すべて「あそび」。規律ある生活習慣と多様な経験を与え、非認知能力と認知能力をバランスよく育みます。幼稚園教育だからこそ育つ力の土台となっている、行学幼稚園での教育の特徴についてご紹介します。

  • たいせつなこころを育む「仏教保育」

    行学幼稚園は、浄土宗・真龍寺の境内地にある仏教幼稚園です。
    開園以来70年、仏教保育ひとすじに、行学幼稚園の変わらぬ願いはただひとつ。
    仏様の教えをおもんじ、日々生かされていることに感謝し、かしこく、やさしく、たくましくキラキラと輝く仏の子を育てることを目指しています。
    変化が激しいこれからの社会を生き抜くために重要なのは、幼児期に人間性の基礎を育むこと。当園では子どもの全人格的な発達を目指し、仏教の教えに根ざした「人間教育」に取り組んでいます。

    当園のすべての保育室には仏壇が安置され、朝のお勤めや瞑想、礼拝、般若心経の奉読、また本堂参詣や仏式の式典など、仏教に基づく様々な教育活動が取り入れられています。
    こうした仏教的な環境を通じて、子どもには人間として大切な態度や作法、道徳観が自ずと身につきます。同時に、自分を愛する力、他者を信頼する力、感謝する心や思いやりといった「人間性」の基盤も育まれていきます。
    正しい人間に育つ願いを、仏さまとともに。当園の仏教教育にご理解とご協力をお願いします。

  • 子どもの非認知能力を育む「総合幼児教育」

    AI やテクノロジーが進化するこれからの社会では新しい仕事や職業が生まれ、人間にはこれまでとは異なる能力が求められるといいます。それに伴い、近年幼児教育の重要性が再認識されています。幼児教育に関してとくに注目されているのが、子どもの「非認知能力」の発達です。非認知能力とは、意欲や協調性、自制心や創造性、コミュニケーション力といった、数値化できない重要な力のこと。その能力は幼児期に著しく発達し、大人になってからの社会的成功を大きく左右するといわれています。
    非認知能力は、一人で身につけられる学力とは異なり、集団での行動の中での挑戦や協力、困難や失敗などの経験を通して養われるものです。むろん、大人がやりなさいと教えて身につくものでもありません。非認知能力を育むためには、何よりも子ども自身が「なぜ?」「やってみたい!」「楽しい!」と活動に興味関心を持って取り組むことが大切です。そんな子どもの意欲を引き出す教育を、行学幼稚園では総合幼児教育(動き・ことば・リズム)として実践しています。
    総合幼児教育では、「動き」と「ことば」と「リズム」の活動に取り組みます。「もっと動きたい」「もっと話したい」という、子どもが持つ人間の生まれながらの欲求を活動に落とし込んでいるのです。「ことば」の活動では、たましいと人格を育む言語感覚、「リズム」の活動では、感性と思いやりを育むリズム感覚、「動き」の活動では、やる気とがまんを育む身体感覚。それぞれの感覚を養いながら、一生の基盤となる「非認知能力」の育成を目指しています。
    もちろん、非認知能力だけが幼児教育のすべてではありません。就学を目指して認知能力(IQや学力などで数値化できる力)もしっかり育みながら、いずれにも偏らないバランスよい保育を実践しています。

    【ことばあそびを楽しむ幼稚園】
    幼児期は母国語を形成するもっとも大切な時期です。当園では、名詩の暗誦や音読、カードを使ったことばあそびなどを毎日行っています。
    内容は難しそうですが、子どもに意味を教えるのではなく、日本語特有のリズムを体ごと一緒に楽しみながら、ことばへの憧れや興味を感じる環境を整えています。
    先生がかける前向きなことば、保育室に掲示される倫理的なことば、子どもどうしが応援し合うことば等々、当園はことばあそびを楽しむ幼稚園なのです。

  • 「脳力」を育む旺盛な身体活動

    行学幼稚園では、旺盛な身体活動を教育に取り入れています。運動イコール体育ではありません。
    幼児期の運動は跳び箱や鉄棒といった体育活動だけに規定されるものでなく、「立つ座る」「挙手をする」「呼吸する」といったことや運動あそび、ごっこあそび、伝承あそびなど多様な動きや活動の中で行われます。当園では、毎日の運動ローテーションを始め、室内での乾布摩擦、日課活動、あるいは食育まで、園生活すべてが身体活動につながっていることが特徴です。

    一年中できるだけ薄着(園庭では裸足)を推奨し、屋内外にかかわらず多様な身体活動を継続することで、子どもの健全な心と体を、そして将来の学力の基盤を育てます。

    総合幼児教育研究会(略称総幼研:加盟220園)は、全国の幼稚園、保育園、こども園などの園種を超えた幼児教育研究団です。

一日の流れ

8:00登園(2号認定・3号認定は7:30~預かり可能)
10:00運動ローテーション・日課活動
11:30給食
13:00毎月の行事・クラスでの活動など
13:30着替え・一日のお話・帰りの挨拶
14:00~降園
15:30~預かり保育(ホームクラス)

入園案内

当幼稚園に入園希望の方には、必ず園をご見学して頂き教育方針のご説明をさせて頂いております。
定員数を満たしている場合は、空き待ちとなりますのでご了承ください。
また、ご見学はいつでもお越しいただけます。
ご不明な点やご質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。

  • 保育時間

    保育時間月~金 10:00~14:00
    (午前中保育の場合) 10:00~11:30
    預かり保育時間15:30~18:00(延長 19:00まで)
    土曜 7:30~18:00(延長 19:00まで)
    休園日土曜・日曜・祝祭日
    お盆(8/13~15)
    年末年始(12/29~1/3)
  • 保育料

    保育料(1号認定・3歳児以上の2号認定)子ども・子育て支援新制度により無償化
    (2歳児の2号認定・3号認定)世帯の市町村税や兄弟の状況により異なります
    預かり保育料(1号認定のみ)別途必要となります※就労家庭補助金あり
    食育費支給認定により異なります
    送迎 学期ごとの申し込みとなります

    入園、保育料につきましては若松区役所ホームページにてご案内しています。

概要

園名認定こども園 行学幼稚園
所在地〒808-0134
福岡県北九州市若松区乙丸770-1
理事長中田俊澄
TEL093-741-1710
FAX093-741-1684
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